
こんにちは、バイク乗りの皆さん!
8月の猛暑も少しずつ落ち着き、朝晩には秋の気配を感じ始める9月。
「そろそろ昼間もバイクに乗りやすくなってきたかな?」
そんな気分になる季節ですよね。
ただ、9月になったからといって、いきなり涼しくなるわけではありません。
特に上旬はまだ残暑が厳しい日もあります。
だからこそ9月のツーリングでは、真夏のような避暑スポットだけを狙うのではなく、夏から秋へ移り変わっていく景色を楽しむのがおすすめです。
9月は残暑が続く一方、9月下旬から11月は天候が安定して過ごしやすい季節です。
今回は、これまで紹介してきた定番スポットとはなるべく重ならないように、
「ちょっとマイナーだけど、9月に走る理由がある場所」を中心に選んでみました。
前回のツーリングブログはこちら
【夏ツーリング】猛暑のバイク旅で役立つおすすめ携帯アイテム15選
【① 椛の湖・椛の湖自然公園|岐阜県中津川市】
まず紹介したいのがここ。
中津川市にある椛の湖(はなのこ)です。
湖と森に囲まれた自然豊かな場所ですが、9月に訪れるならぜひ注目したいのが、湖の東側にある椛の湖自然公園のそば畑。
毎年9月になると約6.5~7ヘクタールのそば畑に白い花が一斉に咲き、青空とのコントラストを楽しめます。
これは写真好きライダーにはかなり魅力的。
真っ白なそばの花。
青い空。
そして緑の山。
秋の紅葉とはまた違った、爽やかな初秋の風景を撮影できます。
ツーリングでの楽しみ方
湖周辺までバイクで走り、自然公園でそば畑を楽しむ。
そんな比較的のんびりしたツーリングがおすすめ。
そばの花まつりは例年9月中旬に開催され、2025年は9月14・15日に開催されました。2026年の開催日については、出発前に公式情報を確認しましょう。
【② 四谷の千枚田|愛知県新城市】
愛知県の山間部にある、四谷の千枚田。
ここも9月にぜひ訪れたい場所です。
鞍掛山の斜面に、石積みの棚田が広がっています。
標高220~420mに約400枚の棚田が連なり、現在も20戸の農家によって耕作されています。
そして、この場所が9月ツーリングにおすすめな理由があります。
稲穂が色づいていく時期だから。
収穫前に稲穂が黄色くなる9月初旬~中旬が見頃、夏の緑から秋の黄金色へ。
まさに季節の変化を感じられる風景です。
写真好きなら朝がおすすめ
棚田を撮るなら、できれば朝の時間帯を狙いたいところ。
斜面に並ぶ田んぼを少し高い位置から撮影すると、棚田の形が分かりやすくなります。
ただし、ここは観光地であると同時に、現在も農業が行われている場所。
農道や私有地への無断進入、農作業の妨げになる駐車などは避けましょう。
公式情報では駐車場20台、トイレありとなっています。
【③ 段戸湖・きららの森|愛知県設楽町】
夏の避暑ツーリングで紹介してもよさそうな場所ですが、今回はあえて9月に。
理由は、夏の暑さが少し残る9月上旬でも、森の中で秋の気配を感じられる場所だからです。
段戸湖は、愛知県内でも大規模な原生林として知られる「きららの森」に隣接しています。
段戸湖は約2ヘクタールの人工湖で、秋には釣り大会も開催されています。
湖だけを見るために訪れてもいいですが、ここでは周辺の森も魅力。
バイクを降りて少し歩き、森の空気を楽しむ。
そんな「走る+歩く」の組み合わせがおすすめです。
注意したいこと
9月でも山間部の天候は変わりやすいため、雨天時や悪天候時は無理をしないこと。
また、森の中へ入る場合は、遊歩道や利用可能なエリアを確認してから散策しましょう。
【④ みたけの森|岐阜県御嵩町】
「紅葉の名所はまだ早いかな?」
という9月におすすめなのが、御嵩町のみたけの森。
春はツツジやヤマザクラ、夏はササユリや花ショウブ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季を通じて景色が変化する自然公園です。
9月はまだ本格的な紅葉シーズンではありません。
だからこそ、「夏の緑が残る森から、少しずつ秋へ向かう時期」として楽しみたい場所です。
バイクで近くまで走り、森の中を少し散策。
写真を撮りながらのんびり休憩する。
野鳥も沢山いるのでこれからの時期にぴったりです。
注意:駐車場より奥の林道はオフロードバイク乗り入れ禁止です。
【⑤ 蔦の渕|愛知県東栄町】
水辺の涼しさをまだ楽しみたい9月前半なら、東栄町の蔦の渕も候補に入れたいところ。
大千瀬川にかかる滝で、幅約70m、落差約10m。
その姿から「奥三河のナイアガラ」とも呼ばれています。
滝の迫力はもちろんですが、9月のツーリングでは、真夏ほど暑さが厳しくないタイミングで水辺を楽しめるのがポイント。
とうえい温泉から大千瀬川へ続く遊歩道や展望台から眺められると、愛知県の観光資料でも紹介されています。
写真撮影にもおすすめ
滝だけを大きく撮るのもいいですが、
「滝+岩+周囲の緑」
を入れると、スケール感が出しやすくなります。
ただし、水辺や遊歩道は滑りやすい場合があるので、撮影に夢中になりすぎないようにしましょう。
【⑥ 根の上高原|岐阜県中津川市・恵那市】
ここは「マイナー」と呼ぶには少し知られているかもしれませんが、9月の候補としては面白い場所。
中津川市と恵那市の境にある、標高約1,000mの高原です。
根の上湖と保古の湖という2つの湖があり、周辺を散策できます。
9月になると、標高の低い場所より一足早く秋の雰囲気を感じられる可能性があります。
ただし、「9月なら必ず紅葉している」というわけではありません。
夏の緑が残る高原から、秋へ移り変わる季節を楽しむ感じです。
【⑦ 八百津の山里・木曽川周辺|岐阜県八百津町】
最後は、スポットを一つに絞らず、八百津町をのんびり走るツーリング。
八百津町は面積の約8割を山林が占め、町の中心には木曽川が流れる自然豊かな町で、四季折々の景色を楽しめる場所です。
そして9月なら、自然だけではありません。
秋の味覚「栗きんとん」も楽しみたいところ。
八百津町観光ガイドでは、栗きんとんの発祥地の一つとして八百津町が紹介され、町内には栗きんとんを扱う店舗があります。また、午前中で売り切れることが多いとも案内されています。
これはツーリングの目的としてかなり面白い。
「栗きんとんを買いに行く」ツーリング
これだけでも立派なツーリングです(笑)。
朝出発。
↓
八百津方面へ。
↓
山間部を走る。
↓
午前中に栗きんとんを購入。
↓
木曽川周辺で休憩。
↓
帰宅。
秋のツーリングらしい、ちょっと贅沢な楽しみ方ですね。
【9月の東海ツーリングは「夏と秋のいいとこ取り」】
9月の魅力は、なんといっても季節の境目です。
8月ほどの猛暑ではなくなってくる一方で、まだ夏らしい緑や青空も残っています。
そして少しずつ、
田んぼが黄金色になる。
そばの花が白く咲く。
朝晩の空気が変わってくる。
そんな小さな変化が始まります。
だから9月は、
「紅葉を見る月」ではなく、「秋を探し始める月」
くらいに考えると、ツーリングがもっと楽しくなります。
【9月ツーリングでおすすめしたい時間帯】
9月上旬はまだ暑い日があります。
特に日中に長時間走る場合は、8月と同じように暑さ対策を忘れないようにしましょう。
一方、9月下旬になると朝晩が涼しくなってくるため、少し長めのツーリングも計画しやすくなります。
おすすめは、
朝8時頃に出発して、夕方までに帰宅するスタイル。
真夏の早朝ほど早起きしなくてもよくなってくるのが嬉しいところです。
【9月は雨にも注意】
9月は台風や秋雨前線などの影響を受けることがあります。
そのため、ツーリング前には必ず天気予報を確認。
特に山間部へ向かう場合は、目的地だけではなく途中のルートの天気も確認しておきたいですね。
レインウェアも忘れずに。
「晴れ予報だから大丈夫!」
と思って出発したら、山の中だけ雨……なんてこともあります。
【9月のツーリングで撮りたい写真】
写真好きライダーなら、9月はかなり楽しい季節です。
① 黄金色の棚田
四谷の千枚田などでは、稲穂の色づきを狙ってみたいところ。
② 白いそばの花
椛の湖では、真っ白なそば畑と青空の組み合わせが魅力。
夏とは違う爽やかな風景になります。
③ 夏の緑と秋の気配
9月前半なら、まだ緑が主役。
そこに少しだけ秋の色が混ざる。
そんな「季節の途中」を撮影するのも面白いです。
④ 愛車+秋の味覚
八百津まで行ったら、栗きんとんを買って帰る。
愛車と一緒に撮影すれば、ツーリングの記録写真としても面白い一枚になります。
【9月のツーリングを楽しむなら「目的地を詰め込みすぎない」】
9月は暑さが少し落ち着いてくるので、
「せっかくだから5か所くらい回ろう!」
となりがち。
今回紹介した場所なら、
1日2~3スポット程度
にしておくくらいがちょうどいいと思います。
例えば、
中津川方面
椛の湖
↓
周辺の山道
↓
道の駅などで休憩
↓
帰宅
くらいでも十分。
「観光地を制覇する」のではなく、
走ることと景色を楽しむ。
これがバイク旅の醍醐味です。
【まとめ|9月は「夏の終わり」と「秋の始まり」を探しに行こう】
9月の東海地方は、真夏から秋へと少しずつ季節が変わっていく時期。
今回紹介したのは、
- 椛の湖・椛の湖自然公園
- 四谷の千枚田
- 段戸湖・きららの森
- みたけの森
- 蔦の渕
- 根の上高原
- 八百津町の山里・木曽川周辺
です。
特に、
そばの花が咲く椛の湖と、稲穂が色づく四谷の千枚田は、9月ならではの景色を楽しめるので、写真好きライダーにはかなりおすすめ。
そして9月は、まだ残暑が残る日もあれば、急に涼しくなる日もあります。
だからこそ、
「今日は暑そうだから水辺」
「今日は涼しそうだから山へ」
と、天候に合わせて目的地を選ぶのもおすすめです。
夏の猛暑から少し解放されたら、今度は秋の景色を探しに行きましょう。
真っ赤な紅葉にはまだ早い。
でも、田んぼは黄金色になり、そばの花は白く咲き、朝の空気には少しだけ秋の気配。
そんな「秋の入口」をバイクで探しに行くのも、9月ならではの楽しみ方です。
今年の9月は、メジャーな観光地を目指すのではなく、季節の変化を感じられる東海地方の小さな絶景を探しに走ってみませんか?
では、今日もどうかご安全に🍀
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